少し増えた朝も、温かい食事を作る
朝の体重は69.2kg。前回書いた時より少し増えていた。体重計に乗り直しても同じ数字だったので、そのまま記録した。減ることを期待していた分、最初は気になったが、今日だけで何かの結論を出すのは早いと思う。ノートには体重の横に、昨日は夕食がいつもより遅かったことと、少し眠るのも遅くなったことを書き添えた。
昨日の夜は片づけを後回しにしていて、気づけば食事の準備を始める時刻がずれていた。食べる物は家にあったのに、立ち上がるのが面倒で、そのまま時間だけ過ぎた。ようやく用意した食事を急いで食べ、洗い物は流しに残した。内容だけを見ると普段と大きく変わらないが、食事の前後がせわしなかった。今日はそこを少し戻したい。
一食目は、ごはんと納豆、豆腐とねぎのみそ汁にした。寒い朝なので、みそ汁は食べる直前まで鍋に入れておき、器を出してからよそった。湯気があるだけで食べ始めの気分が違う。量を急に減らして昨日の分を取り返そうかという考えも浮かんだが、そこまでしても、また夕方に落ち着かなくなる気がした。今日は普段の食事を普通に用意する。
食後は流しに残っていた物までまとめて洗った。鍋の底を洗い、ふきんを取り替えると、夕食を作る場所が見える。昨夜の自分を振り返ると、献立に迷っていたというより、散らかった台所を前にしたくなかったのかもしれない。食べ方だけを直そうとしていたが、食事を始めるまでの景色も関係していそうだ。ノートには台所を片づけた時刻も書いてみた。
午後は少し外を歩いた。冷たい風があったので、長く歩くことを目標にせず、用事のある場所まで往復した。途中で温かい飲み物を買いたくなったが、家に戻ってからお茶を入れることにした。何かを我慢したというほどではなく、歩いたあとに座って飲みたかったからだ。帰宅して湯を沸かす間に、夕食に使うキャベツを出しておくと、その先が自然につながった。
歩いて帰ったあと、上着を脱いで椅子の背へかけたままにしていた。お茶を飲み終えてから片づけるつもりが、そのまま夕方まで残っていたので、今日は気づいた時に玄関へ戻した。台所の片づけも同じで、次に立った時にしようと思うほど小さな用事がたまる。食事を早く始めるために大きな予定を作るより、今手に取れる物を一つ戻すほうが、自分には動きやすかった。
夕食ではキャベツとツナを温めた皿を中心に、ごはんと汁物を並べた。作り始める前に食器まで出しておいたので、食卓へ運ぶまでが短かった。テレビをつけたまま食べると、食事が終わっても座り続けてしまう。今日は食べ終えたらいったん食器を下げることにした。食べる時間を厳密に測らなくても、終わりの動作があると気分を切り替えやすかった。
体重の記録を見返すと、まだ数回しか書いていないのに、数字を線で結んで先の形まで想像していたことに気づいた。毎回少しずつ下がる図を、勝手に期待していたのだと思う。実際の生活には、食事の時刻がずれる日も、外で食べる日もある。数字だけを整えるのではなく、その日がどんな一日だったかを横に残すために日記を始めた。文字の欄も空けておきたい。
夜は間食をしたくなったので、まず夕食の記録を書き終えた。今日は食べたあとに慌ただしさが残っておらず、少しお茶を飲んだら気持ちも落ち着いた。毎回こうなるとは限らないので、うまくいった方法として固定するほどではない。ただ、昨日と今日の違いを一つ見つけられた。夕食を早めに準備できたかどうかは、次に同じような夜が来た時に思い出せそうだ。
寝る前には明日のごはんを冷蔵庫へ移し、食卓の上を片づけた。体重が少し増えた朝だったが、一日中そのことを考えていたわけではない。温かい食事を二回用意し、片づけまで終えられた。今日の記録には数字と同じくらい、そうした動作が残っている。明日の測定でまた気持ちが動くかもしれないが、ひとまず今夜は台所が使いやすい状態になっている。

