新米の季節に、茶わんを決めておく
朝の体重は66.7kg。前の記録より少し増えたが、ここ数日も食事はおおむねいつも通りだった。買い物に行くと米の売り場に秋らしい札が増えていて、今日は久しぶりに炊きたてをしっかり味わおうと思った。ごはんを食べることまで悪い習慣にしたくないので、量を決めて普通に食卓に置く。
昼前に米を洗い、炊飯の間にみそ汁の具を切った。今日は豆腐ときのこにした。鍋に入れた具を見ていると、もう少しあれこれ足したくなったが、冷蔵庫の残りを全部使う日ではない。食材は次の食事にも分けておく。二食分を一度に考えると、目の前の一食を必要以上に大きくしなくて済む。
ごはん用の茶わんは、普段使うものを一つ決めた。毎回違う器を使うと、同じくらいよそったつもりでも見え方が変わる。細かく量を測る日もあるが、それを欠かさず続けるのは自分には負担だった。いつもの茶わんにいつもの位置まで、という目安があると、食べる前の作業が少なくなる。
炊きたてのごはんには納豆を合わせた。米の香りを確かめたくて、最初の一口はそのまま食べた。特別な食べ方ではないが、温かいうちに座って食べるだけで満足感が違う。画面を見ながらかき込んだ日は、後で何か足りないように感じて戸棚を開けがちだ。今日は食べ終わるまで机の上を片づけておいた。
以前、ごはんを極端に少なくした時期があった。体重を早く動かしたい気持ちはあったが、食事の後にも食べ物のことを考えてしまい、自分には長く続かなかった。今はごはんも一食の一部として置いている。食べた後に次の用事へ移れるか、夜に空腹で落ち着かなくならないか。そういう点も日記に残している。
午後は乾物の棚を整理した。わかめとだし、開封したごまを手前に出した。材料がそろっていても、奥にあると使うことを思いつかない。サプリメントの置き場所も同じ棚の端にまとめた。足りない栄養を補うために使っているが、数を増やすより、食事と合わせて無理なく管理できることを大切にしたい。
夕方、店の前で焼き芋の匂いがした。買おうか少し迷い、小さなものを一つ選んだ。帰宅後すぐ食べず、夜の食事の後に半分取り分けた。残りは翌日に回すことにした。秋らしいものを食べる楽しみまでなくすと、何を続けているのかわからなくなる。こういう日があっても、日常の食事へそのまま戻れる方がいい。
夜はツナとキャベツを温かい和え物にした。キャベツを加熱してから水気を軽く切り、ツナとごまを混ぜた。昼に残したみそ汁も温め、ごはんと並べる。派手さはないが、少ない材料で二食を違う形にできた。食後に焼き芋を食べて、食器を洗った。追加で何か探す気分にはならず、そのままお茶を入れた。
体重の欄だけを見ると、今日は少し後戻りしたようにも見える。でも、食事を抜いたり歩く距離を急に増やしたりする理由にはしなかった。日付の横に小さな上下が並ぶのが、自分の普通の記録なのだと思う。数字の動きと別に、買った食材を使い切れたことや、落ち着いて食べられたことも残しておく。
ごはんをよそった後、しゃもじに残った粒を茶わんへ集めた。以前は炊飯器の中を見ながらもう少し足していたが、今日は残りを保存する方へ手を動かした。全部を食べ切らなくても、明日の自分が食べればよい。冷凍する包みに触れて、少し厚いところを平らに直した。温める時に真ん中だけ冷たいことがあったので、こうした形の調整は忘れないようにしたい。食事の量を決めるより、保存の手順を決める方が気楽だった。
寝る前に翌朝使う茶わんを棚に戻した。冷凍したごはんは三つある。明日の一食目は、残った豆腐を使う予定だ。新しい方法を探すより、食べ慣れたものを同じ器で用意できる状態が、今は一番わかりやすい。秋の食べ物を楽しみながら、このくらいの静かな調整を続けていくつもりでいる。
