ひとり分の小鍋を、二回に分けて使う
今朝の体重は66.1kg。十一月に入ってから、温かい料理を作る回数が増えた。今日は小さな鍋を一つ出し、冷蔵庫に残っていたキャベツときのこを先に切った。鍋料理なら何でもまとめられると思っていたが、一度に入れすぎると食べる量の区切りも曖昧になる。今回は最初から二食分に分けて準備した。
昼の分には豆腐を加え、だしで煮てから器によそった。ごはんはいつもの茶わん一杯にして、納豆も用意した。鍋を食卓に置いたままだと、残りを少しずつ取り続けることがある。今日は食べる分だけ運び、残りは台所で取り分けた。面倒が一つ増えたようでも、食後の片づけはむしろわかりやすくなった。
湯気を見ながら食べていると、急いでいた気持ちが少し落ち着いた。最近は何かを見ながら食べる日が続いていたので、今日は画面を閉じた。ゆっくり食べれば必ず体重がどうなる、といったことは自分にはわからない。ただ、豆腐が熱いことやキャベツの甘さに気づける時間は、食事らしくて悪くない。
鍋を多く作る方法も、自分なりに何度か試している。三日分をまとめたこともあったが、途中で違うものが食べたくなったり、保存容器の中身を忘れたりした。今は次の一食までが管理しやすい。まとめて作れば効率的、という考えだけで量を増やさず、自分が確実に食べられる範囲を探しているところだ。
午後は台所の引き出しにある保存容器を整理した。ふたの合わない容器を探す時間が意外と長かったので、組にして重ね直した。大きな容器より、小さいものの方が今の食事には使いやすい。食べるものを決める前に道具でつまずかなくなると、料理への抵抗も少し減る。こういうことは体重表には出てこない。
買い物のメモには、なくなったものだけを書いた。店に行くと冬向けのたれやスープが並んでいて、使ってみたい気持ちになる。今日は一つだけ選び、ほかは次に回した。味つけの種類が増えすぎると、使いかけの管理が難しくなる。飽きない工夫は必要だが、棚をいっぱいにすることとは分けて考えたい。
夜は昼に分けておいた野菜にツナを合わせ、小鍋で軽く温めた。だしを少し足すと、昼とは違う感じになった。ごはんと汁物をそろえると、見慣れた食卓に戻る。寒いからといって特別なダイエット料理を探さなくても、普段の材料を温めるだけで食べやすい。今日は新しい調理法を覚える必要がなかった。
サプリメントは食事の偏りを補うつもりで続けている。食材の種類が少ない日が続くと気になるので、記録を見ながら買い物も調整している。サプリメントだけで全部解決したことにはせず、普段の食事と一緒に見ておきたい。自分には、何かを一気に減らす方法より、この形の方が日常に置きやすい。
夕食の後に、今月の体重の並びを確かめた。大きく変わらない数字が続くと、方法を追加したくなることがある。ただ、そのたびに決まりを増やしていたら、食事の準備より確認する項目の方が多くなる。今日は追加を見送った。二食を作って食べ、食器を洗えたことを、そのまま今日の内容として残した。
小鍋をしまう場所も少し変えた。重ねた大きな鍋の下にあると、出すために二つ持ち上げる必要があったので、今日は手前の空いた場所へ置いた。道具の大きさより、すぐ使えるかが食事の支度には影響していたようだ。ふたも隣へ立てると探さずに済む。次に温かいものを食べたくなった時、湯を沸かすところまで短い動きで進める。棚の中を一か所変えただけでも、普段の料理を始める理由にはなる。
鍋を洗っていると、底に焦げつきがなく、短い時間で済んだ。温めすぎる前に火を止められたのもよかった。台所が片づくと、夜にもう一度食べるものを探しに行く気分になりにくい。明日は余ったきのこをみそ汁に入れる予定だ。寒い日の食事を、いつもより少しだけ段取りよくできた一日だった。
