雨の日は、買い足す前に一食作る
今日の体重は64.7kg。雨の音で目が覚め、外出の予定を少し後ろへずらした。冷蔵庫にあるもので昼を作れるか確認すると、豆腐とキャベツ、冷凍したごはんが残っていた。買い物へ行かないと食事にならない気がしていたが、棚にはツナ缶もある。まず一食作って、それから足りないものを考えることにした。
キャベツは外側の葉を大きめに切り、豆腐と一緒に鍋へ入れた。少し煮てからみそを溶く。鍋のそばに立っていると手元が温まり、雨の日の気だるさも少し薄れた。ごはんを温めて、ツナを小皿へ移すと、食卓はいつもと大きく変わらない。買い物を先にしなくても、一回分の食事はきちんと用意できた。
食べた時刻を記録してから、雨雲の様子を見た。すぐ出られそうにはなかったので、今日は家の片づけを少し進める。冷蔵庫の棚を拭き、空いた容器を乾かした。歩けない分を何かで埋めなければとは考えなかった。外に出ない日にも食事と片づけはあるので、その日の生活をそのまま書けるようにしたい。
以前、雨の日でも決めた歩数を満たそうとしたことがある。出かける準備をしているうちに疲れ、帰宅してから料理が面倒になった。今は天候に合わせて変える余地を残している。歩けた日は距離を書くが、出なかった日も空欄を失敗の印にはしない。続けるために始めたことが、暮らしを窮屈にしないようにしたい。
午後に少し口寂しくなり、お茶と小さな菓子を用意した。棚の前で食べずに、皿を持って座った。雨の日は部屋の中で食べ物が目に入りやすく、何となくつまんでしまうことがある。今日は休憩の時間として区切れたので、その後は食器を下げて別のことに移れた。気分を切り替える場所があると楽だ。
一日二食の生活も、毎日まったく同じ形というわけではない。間に食べる日も、最初の食事が早い日もある。回数に合わせて食事を無理に詰め込んだり、空腹を長く我慢したりはしない。自分の記録には、そうしたずれも入れている。きれいな予定表ではなく、実際に食べた一日の並びを残す方が後から役に立つ。
夕方には雨が弱くなったが、買い物は明日に回せそうだった。夜は納豆が一つ残っていたので、ごはんと合わせ、キャベツとツナの温かい副菜を作った。冷蔵庫が空に近くなると落ち着かないこともあったが、何があるか把握できていれば困り方が違う。今日は献立を作れるだけの材料が、ちゃんと見えていた。
夜の食事が終わるころには、雨の音がだいぶ小さくなった。窓のそばへ行くと外の明かりが路面に映っていたが、今から出かける用事はなかった。食べるものが家にあると、天気を見ながら予定を変えられる。明日の買い物は朝にまた考えることにして、今日は濡れた傘を出さずに済んだ。予定を守れたかより、無理なく一日を終えられたことを書いた。
夜の記録には、食材を買わずに二食作れたことを書いた。節約を主な目的にしたわけではないが、何が残っているかを確かめるだけで無駄な買い足しは減った。食事記録も、厳しく自分を管理するためというより、次に何をすればよいか知る道具になっている。体重の小さな変化とは別に、そうした変化も残しておく。
雨が窓に当たる音を聞きながら、乾かしていた保存容器のふたを一つずつ合わせた。昼に空いた容器は夜にも使えそうだったが、何でも取っておくと棚が詰まる。よく使う大きさを手前に置き、それ以外は奥へまとめた。買い置きの食材と同じで、道具も見渡せる量の方が扱いやすい。次の食事のために何かを増やすより、今使えるものを確かめる時間になった。雨の日に家で済む用事としては、ちょうどよかった。
窓の外が静かになったころ、明日の買い物メモを三つだけ書いた。長いリストを作らなくても、まず足りないものを補えばよさそうだ。雨の日だから予定通りにできなかったこともあるが、食事はいつもの形で終えられた。台所のふきんを掛け直し、明日またごはんを炊くことを思い出したところで、記録を閉じた。
