サプリの棚と、食材の買い置きを見直した
今朝の体重は56.8kg。棚の奥に使っていない小さな箱が見えたので、食事の前に中身を確認した。以前、別の方法を試したときに置いたものがそのまま残っていた。今日は台所の一角を整理することにした。体重を減らすための新しい準備ではなく、今使っているものを分かりやすくするためだ。物が多いと、続けている習慣まで必要以上に複雑に見えてしまうことがある。
最初にサプリメントを置いている場所を拭いた。容器の表示を読み直し、手元にあるものを確かめる。いろいろ試していたころは、ひとつ加えるたびに何かが整ったような気になった。しかし並べる数が増えるほど、食事より容器の管理に気を取られるようになった。今残しているのは、自分が不足を気にしている部分を補うためのものだ。何に使うつもりか曖昧なまま、次々と買うのはやめた。
食事の軸は変わらず、一日二食を基本にした普段の献立だ。今日は一食目に納豆ごはんを食べ、豆腐とねぎのみそ汁を添えた。サプリメントの棚を整理しても、ごはんの支度はいつも通り進める。飲むものだけで食事を済ませたことにすると、自分が楽しみにしている温かさや食べる時間までなくなる。足りないところを補いながら普通に食べる。この順番がはっきりしてから、生活はずっと扱いやすくなった。
次に缶詰の置き場所を見た。ツナ缶が別々の段に入り、まだあるのに買い足していたらしい。同じ場所にまとめ、古いものから取り出せるようにした。便利な食材でも、あることを忘れたら使えない。買い置きを増やすだけで準備が整うわけではないのだと思う。棚を一段空けると、どこに何があるかよく見える。今日は空間ができたことより、探す必要がなくなったことのほうがうれしかった。
午後、買い物の前に冷蔵庫も開けた。キャベツは半分、豆腐は一丁、卵はまだ残っている。毎週同じ組み合わせを買うと気楽だが、予定がずれれば余るものも出てくる。今回はいつもの量をそろえず、残っているものを先に使うことにした。空いた分で別の野菜を少し買えばよい。食事を定番化することと、買う物まで固定することは違う。台所を見れば、その日の答えがだいたい分かる。
過去には、食べる時間を細かく区切る方法や、主食の量を大きく減らす方法も試した。始めた直後は、決めた通りにできたことが成果に感じられた。しかし予定が一つ変わるだけで、その後の食事が落ち着かなくなることも多かった。今の二食は、自分に都合がよい生活の形として残ったものだ。誰かの決まりをそのまま守るより、食べたいときに調整できる余地を持たせている。
夕食にはキャベツを炒め、ツナを混ぜた。しょうゆを少し使い、最後にこしょうを振る。いつもの材料でも味が変わると飽きずに食べられる。ごはんをよそい、汁物を温めると、それ以上の工夫は要らない気がした。栄養のことを考える日でも、食卓ですべてを計算し直すわけではない。足りないと思うものを次の買い物で足し、使いやすい補助も残す。その繰り返しで今の形になっている。
片付けながら、昔使っていた食事アプリのことを思い出した。入力していた時期に気づいたこともあり、それは今も役に立っている。ただ、自分には毎日欠かさず続けるのが難しかった。入力が抜けた日から記録全体を投げ出すより、紙に短く残すほうが向いていたのだろう。やめたものを全部失敗と呼ばなくてもよい。試した中から、暮らしに残る部分が少しずつ選ばれてきた。
棚の整理が終わると、食卓の上に置きっぱなしのものも減った。空いた場所でお茶を飲み、夕食後の時間を過ごす。体重の数字が動いた日だからといって、今日の方法をもっと厳しくする必要はない。減ることだけを理由に量や種類を変えていたら、せっかく落ち着いた台所がまた忙しくなってしまう。今の食事で落ち着いて過ごせているか、それを確かめるぐらいで今日の点検は終える。
ノートには体重と、「買い置きは見える場所へ」と書いた。サプリメントの名前や数を並べるより、自分が何を大切にしたいかが分かる一行になった。食事を中心にして、補助は補助として使う。これを維持するためにも、棚には余白があったほうがよさそうだ。夜は買ってきた野菜をしまい、炊飯器の内釜を乾かした。新しい方法を探さなかった一日だが、今の暮らしを少し扱いやすくできた。
