冷蔵庫に二日分の余白をつくる

今朝の体重は53.4kgだった。今月に入って53kg台で過ごす日が増え、食事の量も落ち着いてきた。五月に記録した52.0kgを目指し直すことは考えていない。今日は買い物の前に冷蔵庫を開け、残っているものを全部見た。扉を開けるたびに似たものを買っている気がしたので、まず中をわかりやすくすることにした。

一番上には豆腐が二つ、その横に納豆があった。野菜室には切り口を包んだキャベツと、使いかけのねぎ。手前に大きな容器があるせいで、奥が見えていなかった。容器を一段下へ移すと、急に中が広く見えた。量を減らしたわけではないが、見えているだけで把握しやすい。買い物のメモから豆腐を消し、今日は牛乳と卵を足すことにした。

最初の食事は、残っていたごはんと納豆、ねぎを入れたみそ汁。冷蔵庫の整理をしながらだとつまみ食いで終わりそうなので、一度手を止めて器を並べた。熱い汁をよそったら、台所の片づけはいったん後回しにした。食事を準備する作業と食べる時間を続けてしまうと、座る頃には何を食べるつもりだったかまで曖昧になることがある。

午後は買い物へ歩いて出た。店に着くまでに少し蒸し暑くなったので、帰りは日陰の多い道を選んだ。値引きされた大きな野菜が目に入ったが、今日は半端なキャベツが家にある。安さだけで増やすと、明日も明後日も同じ材料を急いで使うことになる。買うものを減らすのは節約だけでなく、料理を選べる余白を残すことでもあるらしい。

帰宅してから、冷蔵庫に二日分の置き場をつくった。今日と明日に使う食材は手前、それより先のものは奥というだけの分け方だ。きっちり区切る道具は増やさず、手元にある小さなトレーを一つ使った。豆腐を出すために別のものを動かさなくて済む。こういう仕組みなら、片づけが得意でない日でも元に戻せると思う。

一日二食を基本にすると、毎回の食事をちゃんと用意したい気持ちが強くなる。ただ、品数を増やそうとして疲れると長続きしない。今日は昼の器を洗った時点で、二回目の献立も大体決まった。キャベツは太めに切ってツナと炒め、豆腐は冷たいまま薬味をのせる。そこにごはんを合わせれば、買ってきた卵を無理に今日使わなくても食卓ができる。

夕方、予定どおりにフライパンを出した。キャベツは芯に近いところから先に入れ、葉は少し後から加えた。まとめて入れるより、火の通りがそろって食べやすかった。ツナを混ぜてから味を見て、こしょうを少し足した。冷たい豆腐と温かい炒め物を並べると、同じ食材を使った前回の献立とは違う感じになった。食べ終わりは普通に満足した。

サプリメントは、食べたもののメモと一緒に確認している。自分に続いたのは、食事の土台を決めて、補いたい栄養をサプリメントで補うやり方だった。新しいものを探すより、今の食事を続けやすくするほうへ関心が移っている。今日は冷蔵庫の配置を直しただけだが、そのほうが毎日の支度に関わる。補うものと食事の準備は、別々に見ておきたい。

夜に扉を開けた時、明日の一回目に使うものがすぐわかった。これだけで少し気が楽だ。細かな食事計画を書いていた頃は、予定と違うものを食べると、その先まで書き直したくなった。今は食材を見て決める余地を残している。明日は卵を焼くか、みそ汁へ入れるか、その時の気分で選べる。同じ材料でも手順が二つあるだけで窮屈さが減る。

日記には53.4kgと買い足したものを書き、冷蔵庫の整理は一行で済ませた。使う前から完成形を決めすぎず、二日くらい先まで見えていればよさそうだ。野菜室を閉めてから、台所の布巾を洗った。明日の献立を全部決めることより、明日も気持ちよく扉を開けられることを、今日は優先できた。


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